Tuk Tuk for Children
すべては子どもたちのために
Tuk Tuk Theatre (トゥクトゥク・シアター) という活動を始めた 2015 年の創立以来、私たちは「カンボジア王国ポーサット州、ならびにその周辺に住む子どもたちに笑顔を届ける」ことを目標に活動してきました。トゥクトゥク・シアターという草の根的な運動を始めたきっかけは、カンボジアへ間接的に送られた資金援助は、多くが公的な教育機関や厚生施策のために費やされ、より身近で家庭的な学び・個性に基づいた心身の成長ケアは後手後手にまわりがちであることに気づいたためです。決して少なくはない人数の子どもたちが、小さな頃から家計のために働いており、いわゆる先進国の私たちが幼少期に楽しんだような遊びとは無縁の生活を送っています。子どもたちに「楽しい」という気持ちを知ってもらい、笑顔を広げるために誕生したのがトゥクトゥク・シアターでした。この活動には、この国の地方の村に住む子どもたちに、村の外の世界へ想いをはせてほしいという願いも込められています。
はじめこそ自分たちもDIYを楽しむような感覚で始めたプロジェクトでしたが、だんだんとある種の使命感を抱き、より真剣に取り組むようになりました。これは集まってくれる子どもたちが増えるにつれ、「あの村にも行ってみなきゃ」と視野が広がったり、自分たちの行動が思いがけずさまざまな恩恵をもたらしていることに気づいていったりした結果です。
そしていよいよ、私たちはプロジェクトに本腰を入れようと決意しました。そのとき、自分たちの活動対象を就学前の子どもたちに限定する必要はないのだと気づいたのです。
すでに以前からお世話になっていたサポーターに、ポーサットの教育局で働いておられるかたがいらっしゃいましたので、この草の根運動をより公的な教育サポートへ展開するのはそう難しくないと考えました。さっそく幼稚園のお手伝いからスタートし… ほどなくカンボジアの現実に直面しました。幼少教育現場における深刻なリソース不足です。
国が絵本を供給できないなら、私たちが動いてしまおう。2017年から Tuk Tuk Mobile library(トゥクトゥク・モバイルライブラリー:移動図書館)という活動をはじめました。プロジェクトの延長として、先生方へ幼児教育に関するワークショップも手がけるようになりました。子どもたちが遊ぶためのおもちゃ等も、着々と数を増やしています。
2017年、そして2018年は、モバイルライブラリーを通してより多くの先生方と出会い、より多くの児童や生徒の皆さんをサポートする年にしたいと考えています。学校用の教材作りに使える素材をオンライン公開する予定で、そちらもカンボジア国内のあちこちで使っていただければと思っています。
朝7時から10時半までは幼稚園のお手伝い、午後はトゥクトゥク・シアターで村まわり。ここに至って私たちのチャリティーは、フルタイムで活動する本格的な組織となりました。
ここまで、あっという間だった気がします。
はじめはたった1人のボランティアを中心に、その時々で数名の有志を募って活動する小さなグループでした。それが今や3名のフルタイムスタッフ(1名は無償ボランティア、2名は現地で採用しお給料を出しているカンボジア人女性です)を抱え、地元のコミュニティーからも応援を頂き、世界各地から次々とボランティアの応募や寄付を頂けるようになりました。
現在、トゥクトゥク・シアターは5つの村を順にまわるだけでなく、2つの学校でも活動させていただいています。トゥクトゥク・モバイルライブラリーは、ありがたいことに6つの州立幼稚園、およびポーサットの障害児施設で歓迎していただいています。
活動の中心となっている 2 大プロジェクトについては、下のボタンから詳細をご覧いただけます。
活動ポートフォリオ
We currently devote 90% of our time to our own projects but increasingly we are expanding to help other organisations based around Pursat. Included in this is BBC, a Khmer run NGO that has their own school and runs village projects, DDSP who work with disabled people, kids and adults, in the Pursat province and Pursat Alumni Association who work in community development.
スタッフ紹介
Ma Dala
Accountant and Office Admin
Dala is primarily our accountant but so much more than that. Not only does she look after the books, she also helps with translating books, singing our kindergarten songs and controlling the kids in both our projects.
Inn Sokha
Social Media and Translation
Sokha is the second Khmer staff member to join us in 2017. She is in charge of the photography and social media posts along with translation of books and helping in the communities.
Loun Maly
Khmer volunteer
Maly is our long term volunteer and also our neighbour. She helps out every morning with translation and in the kindergartens. Her excellent English skills make her an asset to the office.
Mayu can speak Khmer, English and her native Japanese and is the glue that holds the organisation together. As a qualified teacher, she is in charge of the direction of our education programs amongst other duties.
Adrian Paschkow
Executive Director
The title description means to point the organisation in the right direction however the reality is more to get out of the way of the staff so that they can continue doing a fantastic job.
Stuart Woodward
Director of Finance
Our man on the ground in Australia, Stuart along with his wife Vanessa look over the accounting to ensure that we are recording everything correctly. He also helps with the administration that requires feet on the ground in Aus.