どんな変化も変革も、誰かの協力があってこそ成し遂げられるものです。TT4Cはそうした「つながり」の中で活動を続けてきました。国際的に支援事業を展開している団体の、カンボジアでのプロジェクトをお手伝いしたり。地元のNGOをサポートするため、有志の皆さんとコミュニティに出向いて作業を行ったり。
Tuk Tuk for Childrenにボランティアとしてご応募いただくと、TT4C自体のプロジェクト以外にも、このような国際支援団体や地元のNGOをお手伝いするチャンスがあります。

Building Bridges for Childrenは、地元カンボジアのかたが運営されている英会話学校です。何よりの特徴はその学費システム。月額0.5セントから10ドルまで、各家庭の収入に応じて支払う額が決まり、月謝がいくらであれ生徒は同じ教育を受けられます。運営には、同じく地元から寄せられた寄付金も役立てられています。
BBCでは先生のアシスタントとしてボランティア活動をすることができます。また、英語教授に関して専門的な知識・技術をお持ちの方で長期滞在が可能であれば、先生と一緒に授業計画を立てたり、新しい教え方をレクチャーしたりすることもできます（ボランティアが直接生徒を指導することはありません――地元のかたにとっては大事な雇用の場でもあるからです）。

BBC公式ウェブサイト

障害者訓練サービスプログラム（Disability Development Service Program）通称DDSPは、ポーサット州で障害を持つ人々と共に活動しているチャリティー団体です。子ども・大人を問わずさまざまな人を対象としており、プログラムも教育から社会進出まで幅広い分野にわたっています。現在DDSPで募集されているのは、次のような方々です:
・各種療法士の資格をお持ちのかた
・ケースワーカー等のキャリアをお持ちで、現場の援助ができるかた

また、現在3つの学校で障害児向けクラスが運営されています。こちらで学習支援のできるかた、もしくは障害児指導について資格のあるかたも探しておられます。学校と同様、職業訓練センターもこのほど開設されました。

DDSP公式ウェブサイト

ポーサット出身者の会は、素晴らしいプロジェクトを運営しておられます。同州バカン地区の児童や生徒に、給食を提供するというプロジェクトです。私たちは2017年、この学校でトゥクトゥク・シアターを週1回のペースで行っていました。
提供される給食はどれも子どもたちの健康によく、学校へ来るモチベーションともなっています。

2018年、このプロジェクトの拠点がポーサットから50kmほど離れたため、現在は月1回ほどトゥクトゥク・シアターに伺っています。現在PAAは直接ボランティアの募集をしていませんが、Tuk Tuk for Children のほうにご応募いただければ、トゥクトゥク・シアターを通じてプログラムを体験するチャンスがあります。

PAA公式ウェブサイト

カルガリーダウンタウン・ロータリークラブの皆さまは、大規模な団体としては初めて Tuk Tuk for Children のスポンサーになってくださった方々です。2017年、2018年と続けて助成金を頂きました。本当にありがとうございます。
金銭面だけでなく、私たちが、外国でボランティア団体を運営する際にはつきものの浮き沈みに苦しんでいるときは、いつも手を差し伸べ、理解を示してくださいました。そのお支えに恥じないような活動を、今後とも胸を張って続けていきます。

カルガリーダウンタウン・ロータリークラブ公式ウェブサイト

2018年に入って新しくサポーターとなってくださったのが、ベグレビル・ロータリークラブの皆さまです。2017年のはじめ、私たちの活動を実際に視察された後、ありがたくも支援希望のご連絡を頂戴することができました。

現在は2018年に行うトゥクトゥク・シアター口腔衛生プログラムへ共同出資してくださることが決まっており、おかげさまで約300人の子どもを対象に行う予定だったプログラムを、モバイルライブラリーのほうでお世話になっている幼稚園でも実施して、追加でおよそ500人の園児に学びの機会を提供できることになりました。口腔衛生プログラムは2018年11月から開始し、年に2回ずつ継続して子どもたちへの習慣定着を図っていく考えです。

べグレビル・ロータリークラブ公式ウェブサイト